まずは聞いてみてください。
学生時代にジャズ喫茶なるものがありました。薄暗い店内に煙草の煙、大口径のスピーカーから出る大音量の音の洪水、眼を瞑りリズムに合わせて体をゆすってる通っぽい人。
演奏しているレコードはほとんどはいわゆる正統派(?)のジャズばかり、そんな中ある時かかっていたのが Gato Barbieri の Under Fire というレコードでした。
ジェームス・ムトゥメ、アイアート・モレイラ、スタンリー・クラークといったタイトなリズムセクションが叩き出すラテン・ビートと歌謡曲にも通ずるメロディーラインがとても新鮮でした。
このアルバムの中で特に印象に残った曲がガトー・バルビエリと同じくアルゼンチン出身の歌手ユパンキの曲「トゥクマンの月」のカバーです。バリバリ吹き鳴らすテナーサックスとは対象的に素朴な声で歌うガトー・バルビエリ、何度も繰り返し聞いていた頃を思い出します。
ラストタンゴ・イン・パリ--live from latin quarter
2 件のコメント:
ユパンキの「トゥクマンの月」は大好きな曲です。
ガトーの素朴な歌声が気持ちを和らげますね。
そだね〜
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