2020年5月27日水曜日

ガトー・バルビエリ「トゥクマンの月」カラオケ化計画

まずは聞いてみてください。



学生時代にジャズ喫茶なるものがありました。薄暗い店内に煙草の煙、大口径のスピーカーから出る大音量の音の洪水、眼を瞑りリズムに合わせて体をゆすってる通っぽい人。
演奏しているレコードはほとんどはいわゆる正統派(?)のジャズばかり、そんな中ある時かかっていたのが Gato Barbieri の Under Fire というレコードでした。
ジェームス・ムトゥメ、アイアート・モレイラ、スタンリー・クラークといったタイトなリズムセクションが叩き出すラテン・ビートと歌謡曲にも通ずるメロディーラインがとても新鮮でした。
このアルバムの中で特に印象に残った曲がガトー・バルビエリと同じくアルゼンチン出身の歌手ユパンキの曲「トゥクマンの月」のカバーです。バリバリ吹き鳴らすテナーサックスとは対象的に素朴な声で歌うガトー・バルビエリ、何度も繰り返し聞いていた頃を思い出します。

またこのアルバムが出た頃前後して、映画「ラストタンゴ・イン・パリ」が公開され衝撃作として話題になりました。ガトー・バルビエリはこの映画の音楽監督で、彼の手によるラストタンゴ・イン・パリのテーマも思い出深いですね。

ラストタンゴ・イン・パリ--live from latin quarter

2 件のコメント:

ふうちゃん さんのコメント...

ユパンキの「トゥクマンの月」は大好きな曲です。
ガトーの素朴な歌声が気持ちを和らげますね。

木茂佐平 さんのコメント...

そだね〜